レッドウィングの『ベックマン』といえばの創業者であるチャールズ・H・ベックマンの名前から取られ「ベックマン」といえば、「アイリッシュセッター」と並んでブランドを代表するブーツである。
その完成されたフォルムは美しさ兼ね備えており、アメカジ好き・レッドウィング好きには欠かせない定番ブーツです。
そんなベックマンは現在は廃盤となっており『ベックマン』の後継者のブーツはBECKMAN FLATBOX 9060の1モデルのみとなっています
フラットボックスはその名の通りつま先に先芯が入っていないためベックマンに比べるとつま先の部分が薄くなっていきます
どちらかといえば形などが近いのは現行モデルではBLACKSMITH 3345・3343の方が近いとも言われています
今回は廃盤になったモデルのベックマンをアメリカのレザーダイで染めてみました!
ベックマン9013を染め替える
今回染めるのはベックマンの9013というモデルで約10年前に購入したモデル
カラーはチェスナットで普段はサフィール ノワール クレム1925のコニャックを使ってエイジングをしていました↓
今回はこのベックマン9013を心機一転カラーを染め替えてみます
レザーダイとは?
レザーダイはアメリカ・フィービング社製のアルコール系染料で顔料を含み落ち着いた光沢感と高い浸透性があルのが特徴でタンニン鞣し革・クロム鞣し革などに浸透し鮮明に染めることのできる染料です
今回はこちらのFIEBING’S社のLEATHER DYEのダークブラウンを使用します
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染める前に脱色
レザーダイの染料を塗る前にブラッシングとリムーバーなどで付着した靴クリームを落とします
筆者はオレンジ色のLEXOLクリーナーを使ってガシガシブーツを拭き取りました
そして染料を綺麗にのせるために革をアセトンを使い脱色します
脱色したのがコチラ
アセトンを使うとかなり全体的に元々の色を落とすことができました
アセトンは容量の多いものが多いですがそこまで量を使うことはないので200mlの小さいものでも十分たりました↓
脱色したらコバなどにマスキングテープを貼って染料が染み込まないようにします
染めたものがこちら!
かなり理想的なカラーになりました!
トータル4回ほど染める作業を繰り返しました
購入したFIEBING’S社のLEATHER DYEのダークブラウンでチェスナットの革に塗った際に赤みがかったダークブラウンになったので途中からはブラックの靴クリームを混ぜて染めたので最初からブラックの染料も買っておけばと後悔しました笑
紐は先端がゴールドチップで蝋引きしている平ひもに変えました!
長さは120cmです
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最後はコロニルを使って磨いて完成です!
まとめ
いかがだったでしょうか
今回は海外製品を使ってみた記事でしたが、昔履いていたブーツなどを自分自身でカスタムしてまた蘇らせるのも良いかもしれません!
是非レザーダイ試してみてください!
またYoutubeなどで旅の様子を配信しておりますので見て頂けたら幸いです!
それではまた!
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