4年に1度開催されるサッカーの一大イベント『FIFAワールドカップ』
今大会は初めての中東の”カタール”での開催で世界中の人々がカタールに観光に訪れており、今世界で一番人が集まっていると言っても過言ではないくらいの熱狂ぶりだ
しかし大会初の中東の開催は異例中の異例づくしでかなり人々を混乱させております
宿泊施設不足の問題
カタールの面積は11427k㎡で日本でいうと秋田県ほどの大きさの国で人口は約285万の人と隣国のサウジアラビアなどと比べても中東の中でも小さい部類の国です。
そして今回の”W杯”のイベントでは世界中から100万人近くがカタールに来ると予想されている
人口約285万人の国に100万人規模の人が観光等の目的で来るとなるとかなり異常なことである
元々カタールではホテルなどの総客室数は約9万室と言われています。
とても９万室では100万人を受け入れることは到底できません
そこでカタール政府がとった行動は新たに宿泊施設を用意することでした
仮設宿泊施設 ファンヴィレッジ
カタール政府が足りていない宿泊施設の対応として行ったのが
何もかも酷すぎるファンヴィレッジ
まずこのファンヴィレッジはチェックインにとても時間がかかります。
チェックインは12:00〜ですが筆者は朝の7:30にファンヴィレッジに到着したのですが意外と言えばそのままチェックインすることが可能でした
噂に聞くとチェックインに3時間かかる場合もあるのだとか
上記の画像はそんなチェックインシステムを改善するためにQRコードを読み取って整理番号を表示し現在呼ばれている番号と自分の順番がきた際に何番のカウンターに行けばいいのかがわかるものでした
そして世界中から批判の声が多い部屋ですが、筆者の部屋もひどく
①床がびしょびしょ
洗面所の扉を開くとまず床一面がびしょ濡れの状態で水が漏れていました
この水は拭いても洗面所を使うと水が漏れてくるのでどうしようもなかったです
②クローゼットが開かない
こちら手前にあるのがエアコンなのですがこちらのエアコンのホースが物理的に邪魔をしておりクローゼットの扉を開けることができません
③清掃されていない
ゴミなどが全てベッドの裏に入っているなど見えない所にゴミを隠しているだけで清掃は全くされていませんでした。またホテルのように毎日清掃があるわけもなく永遠と汚いままです
これが数千円の宿泊施設なら何も問題なく過ごしていたでしょうがこちらのファンヴィレッジは1泊日本円で約3万円もするんです
それは世界中から批判されるのは当たり前です
他にも、筆者の部屋はいわゆるメインストリートから離れているのでWi-Fiは全く届かず、さらには玄関の鍵が壊れており中からの施錠はできますが外から鍵をかけることはできなかったです
ファンヴィレッジ側の対応
流石に不備が多かったためスタッフにこのような状況なので部屋を変えてほしいと言いにいったのですが、他に空いている部屋がないのでできない。お金を払って別の場所に泊まってもらうしかないとの回答でした
これがW杯です。恐ろしい
元からW杯はヨーロッパなどのリーグのシーズンOFFである6月に開催されるのが常識でしたがカタールでは6月の気温が40℃以上なのと湿度が高く試合をする環境ではないためW杯の大会史上初めて冬季開催になりました
そんな異例ばかりの国でどうして開催するのか。それは政治や賄賂などさまざまな噂がありますが本当かは定かではありません…
返金対応も？
どうやら噂ではあまりにもファンヴィレッジの環境の悪さの批判が絶えずカタール政府が返金対応をするとか？
筆者もその話を聞いたので早速問い合わせしました
すると返信があり
“At the moment complaints and refunds requests are being handled on a case by case basis and refunds need to be approved by the Supreme Committee.”
“現時点では、苦情と払い戻しの要求はケースバイケースで処理されており、払い戻しは最高委員会の承認を受ける必要があります”
とのことでしたので、返金の可能性はありそうですので引き続き連絡を待ちたいと思います！
まとめ
いかがだったでしょうか
カタールW杯のファンヴィレッジはいくら急ピッチで作ったにせよそのずさんな設備と高額な料金は人々を納得させられるレベルの物ではなかったです
また労働者問題など多数の問題も浮き彫りになりました
今回日本代表が活躍し日本が大いに盛り上がったのですが現地の宿泊施設にはがっかりです
今回を教訓し次回大会はより良い大会になることを期待しています
また、Youtubeなどで旅の様子を配信しておりますので見て頂けたら幸いです！
それではまた！
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